日にち:平成27(2015)年12月12日(土)・13日(日)
会場:愛知県立大学 学術交流センター多目的ホール
【第1日目】 |
シンポジウム「山寺をめぐる道と山寺に遺された書物―地方の文化遺産から見えるもの」 |
〈司会〉中根 千絵氏(愛知県立大学) |
山寺における文字文化の形成と発見―三河国普門寺の文化遺産 |
上川 通夫氏(愛知県立大学) |
普門寺縁起をよむ―中世一山寺院の宗教空間 |
阿部 泰郎氏(名古屋大学) |
高野山を結界する山林寺院―縁起・仏像から復元する地域史 |
大河内 智之氏(和歌山県立博物館) |
※図書館展示「愛知県史展」 |
(愛知県立大学 長久手キャンパス図書館1階ロビー) |
【第2日目】 |
バスツアー・史資料見学 |
舟形山普門寺 |
〈解説〉上川通夫(愛知県立大学) |
日にち:平成27(2015)年9月27日(日)
会場:根津美術館
「女院と尼僧の信仰の軌跡 根津美術館蔵「春日若宮大般若経」をめぐって」 |
〈オーガナイザー〉近本 謙介氏(筑波大学) |
〈コメンテーター〉阿部 泰郎氏(名古屋大学) |
春日若宮大般若経および春日厨子―作品と研究史 |
白原 由起子氏(根津美術館) |
一筆経としての「春日若宮大般若経」―尼浄阿の書風 |
松原 茂氏(根津美術館) |
尼浄阿一筆書写大般若経の転読料所と安置空間 |
藤原 重雄氏(東京大学史料編纂所) |
大般若経と春日若宮信仰――女院と尼僧の鎌倉仏教史 |
近本 謙介氏(筑波大学) |
日にち:平成27(2015)年6月27日(土)・28日(日)
会場:二松學舍大学 九段キャンパス1号館地下2階中洲記念講堂
【第1日目】 |
講演会「仏教説話の流れ」 |
『日本霊異記』をどう捉えるか―自土意識(国家意識)の視点から |
多田 一臣氏(二松學舍大学) |
対外観の中の仏教説話と説話集 |
荒木 浩氏(国際日本文化研究センター) |
仏法の語り方―『発心集』から見た仏教文学の流れ |
伊東 玉美氏(白百合女子大学) |
【第2日目】 |
研究発表 |
「隠者」という語について |
劉 瀟雅氏(二松學舍大学大学院博士後期課程) |
『発心集』神宮本独自説話について―山王関係説話を中心に― |
李 曼寧氏(大谷大学真宗総合研究所嘱託研究員) |
催馬楽「同音」関連話の諸相―『枕草子』『古今著聞集』『教訓抄』など― |
本塚 亘氏(法政大学大学院博士後期課程) |
国文学研究史の再検討 ―『今昔物語集』〈再発見〉の問題を中心に― |
杉山 和也氏(青山学院大学大学院博士後期課程) |
ベトナム李朝における帝位継承と仏教―徐道行の転生譚を中心に― |
佐野 愛子氏(明治大学大学院博士後期課程・日本学術振興会特別研究員) |
後鳥羽院と神護寺所領問題―『古今著聞集』と『平家物語』の文覚説話― |
旅田 孟氏(大阪府立大学大学院博士後期課程) |
林羅山『本朝神社考』の典拠と引用標示について―羅山の学問と近世前期学問史の一隅をめぐって― |
野上 潤一氏(日本学術振興会特別研究員) |
「わが事」としての近世説話―地方社会における『本朝故事因縁集』 |
南郷 晃子氏(神戸大学国際文化学研究推進センター研究員) |
醍醐寺焔魔王堂再考―成賢による冥府儀礼空間の構築 |
阿部 美香氏(昭和女子大学〈非〉) |
『中外抄』にみる言談の〈場〉の諸相 |
田中 宗博氏(大阪府立大学) |
日にち:平成27(2015)年4月25日(土)
会場:大妻女子大学 千代田校舎大学校舎A棟1階155教室
シンポジウム「モノノケの宗教・歴史・文学」 |
〈司会〉小井土 守敏氏(大妻女子大学) |
囲碁・雙六によるモノノケの調伏―中世前期を中心として― |
小山 聡子氏(二松學舍大学) |
“託宣”の史料的検討―平安時代を中心に― |
上野 勝之氏(国際日本文化研究センター共同研究員) |
モノノケの憑依をめぐる心象と表現 |
森 正人氏(熊本大学名誉教授) |
ディスカッション |
小山 聡子氏・上野 勝之氏・森 正人氏 |