2023年度


2023年4月 例会

 日時:2023年4月15日(土)13時~17時
会場:大正大学(巣鴨・鴨台キャンパス)5号館531教室 ※Zoom併用
委員会   [11時30分~12時30分]
シンポジウム [13時~17時](12時40分開場)

テーマ:「学僧祐俊の修学と聖教典籍書写の旅―奥会津真言寺院調査の成果と課題」
【司会・進行】渡辺麻里子氏(大正大学)、阿部泰郎氏(龍谷大学)
開会の辞
渡辺麻里子氏(大正大学)
趣旨説明
阿部泰郎氏(龍谷大学)
報告(1人30分)
「『神皇正統記』只見本、『和漢朗詠集私註』慶応義塾大学本と僧祐俊の足跡」
久野俊彦氏(東洋大学・ただみ・モノとくらしのミュージアム館長)
「中世末真言宗における陰陽道―『安部懐中伝暦』とその周辺―」
小池淳一氏(国立歴史民俗博物館)
「中世末真言新義僧の修学における地方(田舎)と上方
―祐宜・祐俊ら修学活動の背景にあるもの―」
坂本正仁氏(大正大学名誉教授)
コメント(1人10分)
渡辺匡一氏(信州大学)
ブライアン・ルパート氏(神奈川大学)
阿部美香氏(昭和女子大学)
全体討論・質疑(60分予定)


閉会の辞
渡辺麻里子氏(大正大学)

主催 説話文学会
協力 国立歴史民俗博物館・名古屋大学・龍谷大学・福島県只見町教育員会・金山町教育委員会・南会津町教育委員会

*本例会は、全国の地方が目下直面する地域の過疎・高齢化による衰退のなかで、急激に喪われていく民俗文化伝承と宗教文化の記憶遺産を、いかに救出保存し未来に継承していくかという課題に取り組むべき方途「宗教テクスト文化遺産アーカイヴス」の活動のひとつとして行う調査・研究の成果発信である。

*三菱財団人文科学研究助成(第四九回(二〇二〇年度)、大型連携研究助成五〇周年記念特別助成)「地域と連携する宗教文化遺産の探査とアーカイヴス化による文化遺産と社会の創成」
*JSPS基盤研究A 「宗教テクスト文化遺産アーカイヴス創成学術共同体による相互理解知の共有」(22H00005、研究代表阿部泰郎)
*JSPS基盤研究C「古代~近代陰陽道史料群の歴史的変遷と相互関係の解明」(21K008558、研究代表梅田千尋)
*Core-to-Coreプログラム「テクスト学による宗教文化遺産の普遍的価値創成学術共同体の構築」(研究代表阿部泰郎)