今後の予定 

◎説話文学会60周年記念・ハノイ特別大会ご案内

説話文学会60周年記念・ハノイ特別大会を、以下の要領で開催いたします。
ふるってご参加のほどお願い申し上げます。

説話文学会60周年記念・ハノイ特別大会「東アジアの説話文学圏」プログラム
―新時代のベトナム・東アジア対話~日本対話協会設立65周年を機に~

期日:2025年11月29日~12月1日(土・日・月)
会場:ハノイ・タンロン大学
主催:説話文学会、タンロン大学
共催:JSPS・基盤B「16世紀前後の日本と東アジアの〈環境・景観文学〉をめぐる総合的比較研究」(23K25303 研究代表・小峯和明)
幹事 グエン・ティ・オワイン、小峯和明、金英順、佐野愛子

会場:タンロン大学・Lecturer Hall Grothendieck
◇1日目・11月29日(土)
*日本語発表はベトナム語通訳付、ベトナム語発表はppt日本語 9:30開場
総合司会・小峯和明(立教大学名誉教授)
9:45 開会挨拶 グエン・ティ・オワイン(タンロン大学准教授)

Ⅰ 講演「ベトナムと東アジアの説話文学圏」
10:00-10:30 小峯和明
「ベトナムの説話集と東アジアの〈漢字漢文文化圏〉」
10:30-11:00 グエン・ティ・オワイン
「比較からみた海と河の神の信仰―『嶺南摭怪』と『今昔物語集』『捜神記』を中心に」
休憩
11:15-11:45 金文京(京都大学名誉教授)
「中国唐代敦煌本「韓朋賦」とベトナム瑶族「韓朋伝」」
11:45-12:15 桃木至朗(日越大学教員・JICA専門員)
「東アジアをめぐる21世紀の学術交流にベトナムを深く位置づける方法についての試論:中世大越の歴史像と世界像をめぐって」
昼食・休憩

Ⅱ シンポジウム「『嶺南摭怪』と東アジアの説話世界」
司会・河野貴美子(早稲田大学教授)
13:30-13:50 高津茂(東洋大学アジア文化研究所客員研究員)オンライン
「黎朝祭祀制からみた『嶺南摭怪』写本の性格について」
13:50-14:10 佐野愛子(明治大学兼任講師)
「『嶺南摭怪』における神仏交渉の諸相」
14:10-14:30 ファン・レム・フィ(ベトナム国家大学専任講師)
「『嶺南摭怪』と『大越史記全書』の比較研究―『嶺南摭怪』の原点をもとめて」
休憩

14:45-15:00 コメンテーター 宇野瑞木(専修大学准教授)
15:00-15;15 コメンテーター 大西和彦(アジア国際交流奨学財団研究員)
15:15-15:30 コメンテーター 川口健一(東京外国語大学名誉教授)
15:30-15:50 討論
休憩

Ⅲ ラウンドテーブルA「東アジアの説話文学圏」
司会・樋口大祐(神戸大学教授)
16:05-16:20 杉山和也(順天堂大学准教授)
「往還する朱印船と交感する人・物・説話」
16:20-16:35 李銘敬(中国人民大学教授)
「『今昔物語集』震旦部の注釈研究をめぐって―『冥報記』再読から気付いたこと」
16:35-16:50 高陽(清華大学准教授)
「『大唐西域記』と南方熊楠の抜き書きメモ」
16:50-17:05 趙恩馤(崇実大学校兼任講師)オンライン
「韓国における俗講「タン説法」と説話」
休憩

17:20-17:40 討論
18:00~ 夕食・懇親会

◇2日目・11月30日(日) 9:30 開場
総合司会 河野貴美子

Ⅳ ラウンドテーブルB「東アジアの説話と〈環境・景観文学〉」:日本語のみ
司会・佐伯真一(青山学院大学名誉教授)
9:45-10:00 染谷智幸(茨城キリスト教大学教授)オンライン
「ベトナムと日本の景観と生活―両国の映像と絵画を中心に」
10:00-10:15 劉暁峰(清華大学教授)
「ベトナムの猩猩絨:17世紀中国における異域・異界の想像―『照杯・走安南玉馬換猩絨』を中心に」
10:15-10:30 金英順(鶴見大学兼任講師)
「『於于野談』の動物説話をめぐって」
10:30-10:45 山本聡美(早稲田大学教授)
「龍穴と霊山―偏在する須弥山世界」
10:45-11:00 張龍妹(北京外国語大学・北京日本学研究センター教授)
「文学が作り上げた「自然」」
休憩

11:15-11:45 討論
閉会挨拶 渡辺麻里子(大正大学教授)
昼食・休憩

13:00~ 旧市街見学(歴史博物館、タンロン城址、ホアンキエム湖他)ミニバス
夕食・懇親会

◇3日目・12月1日(月)
郊外見学・昼食
9:00出発 16:00帰着
見学地:ホアルー(華閭):ハノイに遷都する前の都、他
打ち上げ会(自由参加)
解散後 深夜便もしくは翌日便・帰国


◎2025年度説話文学会9月例会(浅草寺例会)ご案内


2025年度説話文学会9月例会(浅草寺例会)を、以下の要領で開催いたします。
ふるってご参加のほどお願い申し上げます。

2025年度説話文学会9月例会(浅草寺例会)チラシ

*本例会についての問い合わせは、学会事務局宛にお願いします。
会場の浅草寺への問い合わせは、ご遠慮ください。
説話文学会事務局・浅草寺例会幹事
大正大学 渡辺麻里子
問い合わせ setuwabungaku■gmail.com
(■を@に置き換えてください)

*本例会は、事前のお申し込みをお願いしています。
◎説話文学会2025年度9月例会参加申込フォーム

準備の都合上、なるべく、
シンポジウム・特別拝観のご参加希望は9月3日(水)まで
懇親会のご参加希望は、8月25日(月)までにお願いいたします。
事前申込がない方のご入場は、受付の時間を要しますのでご了承ください。

日時:2025年9月6日(土) 13:00~17:30(予定)
※12:30開場 12:30~13:00入場受付
上記以外にお越しの方は、別入口になります。

*特別拝観
10:00集合 10:10~11:40(終了予定)
※9:40開場 9:40~10:00入場受付

会場:浅草寺五重塔院内会議室
会場図

テーマ
中近世の浅草寺――信仰と美術、天台談義所などの視点から――

開催趣旨
浅草寺は七世紀に創建した古刹で、観音霊場として広く人々の信仰を集めてきました。
この度、中世・近世の浅草寺について、浅草寺が所蔵する資史料や文化財を紹介しつつ、観音信仰、おみくじ、文化財や美術、歴史、天台談義所(学問)といった多角的観点から検討いたします。
基調講演・研究発表を午後に行い、合わせて午前には浅草寺内の特別拝観と、浅草寺所蔵『浅草寺縁起』(写本4種、うち3種は絵巻)、『轍塵抄』等の貴重資料の見学を実施いたします。

プログラム

◎第Ⅰ部基調講演

13:00 開会の辞
大正大学文学部日本文学科 田中仁氏

13:05 ご挨拶
浅草寺教化部 清水谷尚順氏

13:10 趣旨説明・講師紹介
大正大学文学部日本文学科 渡辺麻里子氏

13:25 【基調講演】浅草寺から西国巡礼観音を望む
京都女子大学文学部国文学科 特任教授 中前正志氏

(14:15 休憩)

◎第Ⅱ部 シンポジウム

14:30 発表① 漢詩みくじの変遷と特質――浅草寺観音籤を起点として――
成蹊大学文学部 平野多恵氏

15:05 発表② 浅草寺における造形とその特質――観音・神馬・絵馬――
浅草寺学芸員 藤元裕二氏

(15:40 休憩)

15:50 発表③ 中世の浅草寺と浅草
大正大学文学部歴史学科 伊藤宏之氏

16:25 発表④ 浅草寺の学問――『浅草寺縁起』・『轍塵抄』を中心に――
大正大学文学部日本文学科 渡辺麻里子氏

17:00 質疑応答・ディスカッション

17:25 閉会の辞
説話文学会事務局 大正大学 渡辺麻里子氏
(17:30 終了予定)

◎特別拝観
9:40 開場・受付 浅草寺五重塔
10:00 特別拝観集合
10:10 特別拝観 ①資料展示 ②絵馬堂 ③伝法院庭園
11:40 終了予定

主催
説話文学会

共催
浅草寺
JSPS・基盤C「園城寺所蔵中世天台関係聖教の調査による天台談義書
ネットワークの解明」(22K00299 研究代表・渡辺麻里子)

【入退場のご協力のお願い】
・本会場へのご入場は、シンポジウム12:30〜13:00、
 特別拝観9:40〜10:00に制限させていただきます。
・時間外のご入場は、五重塔脇「寺務所」入口とさせていただきます。
・五重塔の建物内には、トイレ・書籍販売・休憩室はございますが、
 自動販売機、喫煙所は建物外になります。
 自動販売機は建物内にございません。
・お飲み物は、入場前にご準備の上、入場されることをお勧めします。

・一時的に、建物外に出ることを希望される場合は、退場および再入場の際に、
 お名前や名札などを確認させていただきます。どうぞご了承ください。

ご参加の皆様にはご不便をおかけして申し訳ありませんが、
宜しくご理解の程、お願い申し上げます。


◎説話文学会 2025年度大会 → 終了しました。


説話文学会 2025年度大会を、以下の要領で開催いたします。ふるってご参加のほどお願い申し上げます。

日 時 2025 年 7 月 12 日(土)・13 日(日)
会 場 東京大学 法文二号館一番大教室

7 月 12 日(土)第一日目

受付開始   [13 時 00 分~]
シンポジウム [13 時 30 分~17 時 30 分]
総合司会
北海道大学 野本 東生
開会の辞
東京大学人文社会系研究科副研究科長 高橋 典幸
シンポジウム「説話と芸術」
趣旨説明・司会
白百合女子大学 伊東 玉美
講演 和歌と説話のあわい
国文学研究資料館 渡部 泰明
報告
道成寺鐘巻説話の変遷と重文絵巻『道成寺縁起』
東京学芸大学 川上 知里
芸能の伝承と説話――琵琶伝来説話及び秘曲伝授説話をめぐって――
神戸学院大学 中原 香苗
説話文学にみられる器のイメージ
東京国立博物館特任研究員 今井 敦
全体討議


※懇親会【18 時 00 分~19 時 30 分】会場 カポ・ペリカーノ(医学部教育研究棟 13 階) Google フォームで事前にこちらから申し込んで下さい。¥6,000(学生¥3,000)。シンポジ ウム会場受付で現金回収致します。おつりのないようご協力下さい。

7 月 13 日(日)第二日目
    
受付開始 [10 時 00 分~]
午前の部 [10 時 30 分~11 時 50 分]
研究発表
総合司会
東京大学 木下 華子
『唐物語』第十七話原拠再考――四皓説話と許由巣父説話の展開をめぐって
国文学研究資料館外来研究員・中国人民大学博士後期課程 王 順鑫
『七天狗絵』仏法障碍説話の検討
大阪公立大学大学院博士後期課程 阿山 健人
休憩 [11 時 50 分~13 時 10 分]
総会 [13 時 10 分~13 時 50 分](会員のみ)
午後の部 [14 時 00 分~15 時 20 分]
研究発表
『沙石集』の源信
東京大学大学院博士課程 吉田 裕介
近世後期、真宗の法語に於ける中世説話と当代の世間話の利用――大行寺信暁『山海里』 を素材として――
福井大学 膽吹 覚
閉会の辞
白百合女子大学 伊東 玉美


◆シンポジウム・研究発表の内容については、こちらの要旨を御覧下さい

◆ホームページでリンク情報を見るためのパスワードは、郵送でお届けした大会参加申込方法をご覧下さい。 会員外で参加申込された方には、個別にご連絡致します

発表資料各自ダウンロードしてご持参下さいますようお願い致します

◆録画の後日配信は行いません

◆オンライン配信された映像の録画、録音、撮影などはお控えください。また、この配信映 像の内容を第三者に転送、公表、複製等することは認めておりません

◆7/5(土)13 時よりオンライン(Zoom)にて委員会を開催いたします。委員の方には、 ご出席賜りますようお願い申し上げます。Zoom 参加のリンク情報はあらためてご連絡しま す

◆会員外の方々のご参加も歓迎いたします